CYCLES FUNの寝言

銀メッキな一般プレイヤーがmaimaiのRatingの解析を頑張ってみる

maimai紫のRatingと戯れる -5- 係数について考えてみる1(過去方式ベース)

こんばんは。

10連SSSが取れないと内部難易度が推測できないのはものすごくつらいので、
そろそろ係数についても考えてみたいと思います。

とはいっても、現時点では確固たることは何も言えないんですが。

とりあえず、赤い屋根の上を走ってみる

そんなことを本当にやってしまったら色々問題がありますので真似しちゃいけませんが、
音速のハリネズミがゲーム内で走る分には問題にはならないと思います。

というわけで、Rooftop RunのExpertです。
この譜面は
100%のスコアが250000で、25000の倍数
 25000の倍数の譜面は、調整次第で○○.00%な達成率が出せます。
・Break2つ
 その中でもBreakが少ないと調整が楽です。
という特徴があります。

私はかなり苦手な譜面ですが、地元の方曰く”調整が一番簡単”とのことで、
なんと、SSS、SS、98%、S、AAAの10連と、
AA、A、B、Cの10回のデータを取得したとの連絡をもらいました。

まずは、連奏が決まった部分をまとめます。

評価 2連 3連 4連 5連 6連 7連 8連 9連 10連
SSS 0.54 0.82 1.10 1.37 1.65 1.93 2.21 2.48 2.76 3.04
SS 0.50 0.75 1.01 1.26 1.52 1.77 2.03 2.28 2.54 2.79
98% 0.46 0.69 0.93 1.16 1.40 1.63 1.87 2.10 2.34 2.57
S 0.44 0.66 0.88 1.10 1.32 1.54 1.76 1.98 2.20 2.42
AAA 0.36 0.55 0.73 0.92 1.11 1.29 1.48 1.67 1.85 2.04

ある1譜面でこれだけのデータが出てくることはそうそうありませんので、
大変貴重なデータです。

レート値を算出してみる(基本編)

レート値というのは、Ratingのベースになる値で、
その曲の内部難易度(巷では譜面定数と呼ばれているもの)と達成率から
算出された値のことだとお考え下さい。
(レート値、譜面定数、というのは公式の用語ではありません。)

例えば、基準値がS評価、内部難易度が9.5の譜面なら
この譜面を97.00%でクリアした場合、レート値は9.5ということになります。

そして、Ratingはこのレート値をとある条件で合計した値の平均といわれています。

過去のバージョンにおいては、下記の条件と言われてました。

BEST
30譜面
BEST SCOREのレート値が高い30譜面。
同一譜面の重なりはなし。
RECENT
10譜面
直近(30とも50とも言われている)のプレー履歴からのBest10。
同一譜面の重なり有り。

つまりは40譜面分のデータがベースになっていると考えれています。
(この経緯については、このblogでは省略します。)

単純に考えると、表示されているRatingを40倍した値が、現在のレート値の合計となります。
ただし、40で割った値の表示部を40でかけても、元の値よりは低くなります。

例えば同じ譜面を3連続でプレーしたときのRating値は

BEST
30譜面
該当譜面のみで、一番良かった時のもの1回分のみ。
RECENT
10譜面
1回目、2回目、3回目それぞれが対象

これらを合計した40で割った値となる、という予想です。

同じ譜面で同じ達成率を出し続ける、というのは、Rating値を揃えるためです。
3回プレーしたのであれば、Rating値*40/(3+1)で、レート値に近い値が得られます。

レート値を算出してみる(実践)

では、先ほどのRooftopのデータのうち、10回同じ評価を出せた時の値を使って計算してみます。
Ratingを40倍して、11で割った値を並べてみましょう。

評価 Rating *40/11
SSS 3.04 11.054..
SS 2.79 10.145..
98% 2.57 9.345..
S 2.42 8.8
AAA 2.04 7.418..

これで、それらしい値が出てきました。

Rooftopの赤は9+の譜面なのに…

ただ、RooftopのExpertは表示難易度9+の譜面です。
今回算出した値のどこにもそれらしい値が出てきていませんね…

おそらくは、計算式のどこかが変わったのか、そもそもの内部難易度の扱い方が変わったか…
残念ながら今の段階では明言できません…



当たり前だけど転載禁止。
NAVER辺りが転載したら色々請求する。